講師活動in東京⑥

ブログ

10月9日は卒後研修の講師でした^ ^
今回は前回、前々回の頸部後面に続き頸部前面の「広頸筋、胸鎖乳突筋、斜角筋」の触察を実施しました。
広頸筋、胸鎖乳突筋は比較的触知しやすい筋肉ではありますが、斜角筋に関しては細かい部分でもあり自信を持って触知できると言える人は多くないのではないかと思います…。
胸鎖乳突筋や斜角筋は、関連痛として顔や上肢など様々な部位に痛みを引き起こしやすいと言われております。また、斜角筋には前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋の3つがあり前と中斜角筋の間を腕神経叢という腕につながる重要な神経が走行しています。この神経が斜角筋のトラブルで絞扼を受ける胸郭出口症候群(他に肋鎖症候群、小胸筋症候群も含めた総称)という疾患もあり臨床上、これらの筋や神経をしっかりと触知できることは、どこに問題が生じているのかをある程度明確にできるため非常に重要な部分となります。
研修の後半では、自分が考えている頸部疾患と胸郭出口症候群の鑑別方法などを中心に臨床への応用の方法をお伝えさせていただきました!
6回目ともなると受講生の技術も高くなってきており、触知した上で他の部位との位置関係や硬さや動きの悪さなどにも目が向くようになってきています😄
残り2回よりより技術を高めていただけるよう頑張ります(`_´)ゞ

ブログ
この記事が気に入ったら最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
動きと痛みの専門院 整体&インソール Synergy
タイトルとURLをコピーしました