2022-10

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足の痛みにインソール(^ ^)

足裏の指の付け根の痛み(第二中足骨頭部)で困っている方にインソールを作製しました。 来院された際は、歩くのも痛いとのことでしたが、検査の段階で痛みなく歩けるようになっておりインソールの効果がとても期待できました^^ 色々とお話をお伺いすると、子供の頃に足の親指の骨折(おそらく骨折)をしたが、医療機関での治療を受けなかったとのことでした…😅その影響からか左右の足で形が異なっており今回の痛みにつながっていました。 作製後は、痛みなく歩ける、身体が起こしやすいとのコメントをいただきました!痛みがあり久しく身体をしっかりと起こして歩けなかったようです。 足の痛みでお困りの方は是非インソールをオススメしますm(_ _)m
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腰の痛みにインソール(^ ^)

先日は、腰椎分離すべり症にてお悩みの方へインソールを作製しました。重い荷物を扱う仕事であり仕事上で特に腰痛が生じることが多いとのことでした。幸い脚に痺れは生じておらず、腰の筋肉の張り痛みと後屈時(身体を反らせた時)の痛み、荷物を上げ下げする場合の腰の痛みが主でした。今回のケースでは、反り腰が強く腰の筋肉が非常に硬い状態となっていました。腰痛の方へのインソールの作製時には、もちろん歩きや動作を中心に検査を行いますが、立っている際の腰の筋肉の張りを特に重視して検査を行います。最良の動き+腰の筋肉の張りがない状態をインソールにて実現していきます。作製後は、腰が反りづらくなったことで張りが弱くなり、痛みなく後屈動作が可能となりました。また、立った姿勢で棒を持っていただき下から引っ張る力にどれだけ耐えられるか(重いものを上げ下げするため)を検査したところ私が全体重をかけても耐えることが可能でした!!(インソールの効果検証でよくあるやつですね笑)立っていて腰が痛い、重いものを持つと腰が痛い、脚を怪我した後から腰が痛いなど脚と関係のある腰痛にはインソールが効果的なことが多いです。 そんな方には是非オススメですm(_ _)m
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講師活動in東京⑥

10月9日は卒後研修の講師でした。今回は前回、前々回の頸部後面に続き頸部前面の「広頸筋、胸鎖乳突筋、斜角筋」の触察を実施しました。 広頸筋、胸鎖乳突筋は比較的触知しやすい筋肉ではありますが、斜角筋に関しては細かい部分でもあり自信を持って触知できると言える人は多くないのではないかと思います...。胸鎖乳突筋や斜角筋は、関連痛として顔や上肢など様々な部位に痛みを引き起こしやすいと言われております。また、斜角筋には前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋の3つがあり前と中斜角筋の間を腕神経叢という腕につながる重要な神経が走行しています。この神経が斜角筋のトラブルで絞扼を受ける胸郭出口症候群(他に肋鎖症候群、小胸筋症候群も含めた総称)という疾患もあり臨床上、これらの筋や神経をしっかりと触知できることは、どこに問題が生じているのかをある程度明確にできるため非常に重要な部分となります。 研修の後半では、自分が考えている頸部疾患と胸郭出口症候群の鑑別方法などを中心に臨床への応用の方法をお伝えさせていただきました! 6回目ともなると受講生の技術も高くなってきており、触知した上で他の部位との位置関係や硬さや動きの悪さなどにも目が向くようになってきています😄 残り2回よりより技術を高めていただけるよう頑張ります(`_´)ゞ
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膝の不安定感にインソール

膝がグラグラして安定しない方にインソールを作成しました。過去に内側側副靭帯損傷と前十字靭帯損傷をされており手術をされたようですが、現在は再建した靭帯が断裂しているとのことで再度手術を行う予定とのことでした。歩いていると膝がカクカクする感じがするとのことで、まずは歩行をチェックしました。靭帯が断裂している側の脚は、踵が地面についてから脚へ体重がのるまでに膝が内⇆外に動くのが明らかに見て取れました。インソールの形を決定していくための検査の段階で、膝の不安定感はかなり軽減していましたのでインソールの効果がとても期待できました!作成後は、膝の不安定感もなくなり左脚にしっかりと体重をかけることができていました。過去の怪我や手術など時間経過を経て症状が再発してくるケースはとても多いと感じています。怪我した際よりも痛みが少ないことや、慢性的に痛みがあるなどのため対処を後回しにしがちですが、繰り返せば繰り返すほど状態は悪くなり改善するために時間を要してしまいます・・・。痛みや違和感が少ないうちに身体のケアをオススメしますm(_ _)m