変形性膝関節症にインソール
整形外科にて変形性膝関節症の方にインソールを作製しました。
仕事で歩くことが多く痛みにお悩みとのことでした。
レントゲンを見ると、明らかに関節の狭小化と骨棘(変形した部分)があり手術適応の変形性膝関節症でした。
お仕事の関係上で手術を行わずにリハビリとインソールにて痛みを緩和するとのことで今回作製することになりました。
内反変形(O脚)が両側ともに非常に強く歩くたびに膝から下が外側に傾くような歩行でした。膝から下が外側に傾いてしまうため歩幅を伸ばすことができず左右にびっこを引くような・・・そんな歩き方でした。
検査では、膝の痛みが強かったためテーピングをその都度行い可能な限り痛みが少なくなる方向や高さを評価しました。
作製後は、残念ながら痛みを完全に取ることはできませんでしたが、膝から下が外側に傾く感じがかなり減って脚に力が入る感じがするとのことでした。
仕事中の痛みも今までの半分以下で行えているとのことで、インソールの調整とリハビリを併用していくことでより痛みを軽減していいければと思います^ ^
インソールでは変形を戻すことはできませんが、姿勢や歩き方、関節への負担のかかり方を変化することで痛みの軽減や動きやすさ向上を期待することができます。
痛みが強い状態では、力が入りづらい状態のためより関節に負担が生じやすく場合によっては変形を進行させてしまう可能性もあります。特に、膝関節に関しては、足からの影響を強く受けることが多いためインソールでの変化が現れやすいです!!
痛みで長くお困りのようでしらご相談くださいm(_ _)m
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