【インソール作製報告】
外反母趾の手術後の方にインソールを作製しました。
手術にて親指付け根の内側(出っ張っている所)の痛みは軽減したものの、親指を固定した影響で歩行時に蹴れない、ゆっくり歩かないと親指に負担がかかり痛みがでるという症状がありました。
外反母趾の手術には色々な方法がありますが、今回は骨を一部切りスクリューで固定するというものでした。
手術方法によりメリット、デメリットがありますが、今回の手術は術後に一定期間骨がズレないように固定を行うため親指付け根の関節の動きが制限されます。その影響で親指が反りづらくなり歩く際に蹴り出しづらくなってしまいます。
今回のインソールでは、親指をいかに反らせないように踏みかえれるかがポイントになりました。
やはり親指が反りづらい分、インソールの作製にもやや調整を要しました😅
しかし、確実に以前よりも痛みなく歩幅を大きくして歩けるようになりました。
今回の方の場合、手術にて親指をしっかりと固定した分、親指への負荷のかけ方を様々な方向から意識したインソールの作製がとても大切だと学ばせていただきました!
経験を重ねより良いものを作製できるよう引き継ぎ頑張りたいと思います!